熱は、配管の中に。
最高650 °Cで稼働するプロセス配管、塔槽類、バルブ、フランジ向けの、薄く撥水性に優れたエアロゲル。Euroclass A1の不燃性を備え、保温材下腐食に対してクラス最高水準の保護性能を発揮します。

ORYZA SIL 650
FPSO、船舶モジュール、石油・石油化学プラント向けの高温用エアロゲルブランケット。優れたCUI保護性能とパッシブ防火性能を備えます。

ORYZA PSI
世界唯一の、カスタム仕様のプレハブ式エアロゲル配管断熱材。あらゆる配管に合わせて設計され、現場での手作業による切断や巻き付けは不要です。
保冷から極低温まで。
FLNG・LNGパイプライン、極低温タンク、コールドチェーン、輸送・貯蔵向け。一体型防湿層を備えます。

ORYZA LTG
高多孔質で軽量な複合材。優れた柔軟性、極めて低い熱伝導率、高い機械的強度、卓越した撥水性を兼ね備えます。
サステナブル、省エネ、省スペース。
シンガポール・グリーンビルディング製品の認証を受けた、建物向けの不燃ブランケット・パネル。

ORYZA BGT
完全無機質のエアロゲル複合材。過酷な環境でも強度、耐久性、断熱性能を維持し、密度と厚さを幅広い組み合わせから選べます。

火を食い止めるために。
高温機器のパッシブ防火用の薄いエアロゲル層と、EVバッテリーパック内での熱の拡大を抑える熱バリア。

ORYZA HCF
断熱とパッシブ防火を超軽量で両立する高シリカエアロゲルブランケット。撥水性と透湿性を備えて全天候で使用でき、保温材下腐食を防ぎ、低発じんで取り扱いも容易です。

ORYZA EV Safe
電気自動車のバッテリーパック向けの、薄く圧縮性のあるエアロゲルバリア。セルやモジュールの間に配置することで、セルが熱暴走を起こした際に熱の拡散を遅らせ、パックの安全システムが作動する時間を確保します。
熱暴走の進行を抑制
極めて低い熱伝導率でセル間の熱を遮り、1つのセルの故障が隣のセルへ連鎖するのを防ぎます。
熱伝播試験に対応
中国GB 38031やUN ECE R100などの熱伝播要件に基づいて試験されるパック向けに設計されています。試験データはご要望に応じて提供します。
パックをコンパクトに
薄いバリアでセルを保護し、航続距離を左右するスペースと重量を犠牲にしません。
セル設計に合わせて
厚さと圧縮特性は、パウチ型・角形・円筒形のセルとパックのレイアウトに合わせて調整します。
製品ラインアップを比較。
| 特性 | SIL 650 | LTG | BGT | HCF |
|---|---|---|---|---|
| 用途 | 高温 | 保冷・極低温 | 建築・建設 | 防火・高温 |
| 最高使用温度 | 650 °C | 125 °C | 650 °C | 700 °C |
| 熱伝導率 | 0.022 W/m·K温度 149 °C | 0.012 W/m·K温度 −129 °C以下 | ≤ 0.019 W/m·K温度 24 °C | ≤ 0.022 W/m·K温度 24 °C |
| 燃焼性 | Euroclass A1 | グレードA | Euroclass A1 | Class A1 |
| 厚さ | 3 · 5 · 10 · 20 mm | 5 · 10 · 20 mm | 3 · 5 · 10 · 20 mm | 5 · 10 mm |
| 仕様 | ASTM C1728 タイプIII、グレード1A | ASTM C1728 タイプI、グレード1B | ETA-12/0339 · CE | — |
| 認証 | SGBC「Very Good」 · EPD | — | SGBC「Very Good」 · EPD | — |
用途に合わせたエアロゲル。
用途に合わせてカスタマイズ
ORYZA PSIはお客様の配管に合わせてプレハブ加工し、ブランケットは配管、塔槽類、バルブ、フランジに合わせて切断します。厚さは3~20 mmです。
高温・極低温の両極で高性能
LTGは極低温用途において−129 °C以下で0.012 W/m·Kを実現し、SIL 650とBGTは650 °C、HCFは700 °Cまで対応します。LNGから高温プロセスラインまで、ひとつのサプライヤーで対応できます。
シンガポールで設計・開発
2018年からシンガポールでBronxが開発・設計し、アジア、ヨーロッパ、中東、オーストラリア、ブラジルのプロジェクトを支援しています。
サステナビリティ認証取得
シンガポール・グリーンビルディング製品(Very Good)、EPD検証済み、ETA-12/0339に基づくCEマーク取得。
作業員にもより安全
施工時の発じんが少なく、残留粉じんに結晶質シリカを含まないため、作業員が触れても安全です。
エンジニアが伴走
設計コンサルティングから現地トレーニングまで、当社の技術チームがお客様のチームの一員として支援します。
そもそも、なぜエアロゲルなのか。グラスウール、ロックウール、ウレタンフォームとの比較:
ORYZAとは何ですか?どのように使用されますか?
ORYZAはエアロゲルブランケットです。石油・ガス、LNG、発電、建設の分野で、配管、機器、タンク、建物の断熱に使用される高効率の断熱材です。優れた断熱性、耐火性、軽量で柔軟な施工性に加え、撥水性によって湿気の蓄積を防ぎ、腐食を抑えます。
使用温度に適した製品はどれですか?
最高650 °Cの高温用途には、ORYZA SIL 650をお選びください。配管に合わせてプレハブ加工された断熱材をご希望の場合は、ORYZA PSIをお選びください。 LNGなどの保冷・極低温用途には、ORYZA LTG(最高使用温度125 °C)をお選びください。 A1の防火性能が求められる建物には、ORYZA BGTをお選びください。 最高700 °Cの高温機器のパッシブ防火には、ORYZA HCFをお選びください。
ORYZAブランケットの主な特性は何ですか?
ORYZAはシリカエアロゲルと柔軟な繊維ブランケットを組み合わせたもので、次の特長があります。 • 極めて低い熱伝導率:−129 °C以下で0.012 W/m·K(LTG) • 極低温から最高700 °Cまでの使用温度域 • 撥水性と透湿性を備え、保温材下腐食を防止 • 低発じんで、残留粉じんに結晶質シリカを含まない • 耐久性と柔軟性に優れ、取り扱い時に破損しにくい 完全な試験データは各製品のデータシートに記載しており、ご要望に応じて提供します。
ORYZA製品は環境に配慮していますか?
はい。ORYZA SIL 650とBGTはシンガポール・グリーンビルディング製品(Very Good)の認証を受け、EPDの検証も受けています。ORYZAはエネルギー消費とそれに伴う炭素排出を削減し、従来の材料より長持ちするため交換頻度が少なく、施工時の粉じんや廃棄物も削減します。
ORYZAが従来の断熱材より優れている理由は?
グラスウール、ロックウール、ポリウレタンフォームのブランケットと比べて、ORYZAはより薄い層で優れた断熱性能を発揮します。耐火性が高く、撥水性により湿潤環境でも効果を維持し、軽量で柔軟なため取り扱いも容易です。
エアロゲルの性能を支える科学的原理とは?
断熱:ナノサイズの細孔が空気を閉じ込め、伝導と対流による熱移動を大幅に低減します。 撥水性:エアロゲルは水をはじくため、湿気によって断熱性能が低下しません。 耐火性:エアロゲルは不燃性で、安定した構造により極端な温度にも耐えます。
ORYZAはどのような試験に合格していますか?
ORYZA製品は、火災、断熱性能、湿気、耐久性に関するASTM、EN、ISOの国際規格に基づいて試験されており、SGBC、EPD、ETA、ABSの認証を取得しています。各製品の規格と完全な試験報告書は、ご要望に応じてプロジェクトチームに提供します。
